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国際社会と日本ににおける帽子の位置づけ

ちょっとショッキングなことがあったのでブログを書きました。
帽子に関して。
事の発端はスペイン語の授業で、教師が帽子をかぶっている男子生徒を注意して脱がせたこと。
その学生はしぶしぶながらに帽子を取りましたが、ショックだったのは仮にも国政政治経済学部の外国語の教師が、帽子の着用を注意したということ。

まず、国際社会の一般的な理解として、授業中に帽子をかぶってはいけないという常識はありません。
これは実際に僕も世界中から生徒が来るアメリカの学校に1ヶ月通って身を持って実感しましたし、先日一年間のフロリダ留学から帰国した友人にも聞きました。

つまり、脱帽は礼儀というのは日本独特の文化、価値観なわけです。(東アジアなどに似たような習慣があるかもしれませんが、それも所謂ドメスティックなものに過ぎません)
そして僕も元は野球部でしたし、そのように教育されましたので、よく分かっているつもりです。
そういうところでは、帽子はおろか、手袋などの着用も無礼とされました。
実際に、尊敬する相手や、先輩、先生の前で帽子をかぶることに今でも違和感を感じるのも事実です。

でもそれは日本的な価値観だと、僕は理性的にわかっているので、場面によってはそのような礼儀を重んじることは大事だと思っていますが、国際社会においてはそれを強要するということは自分の価値観を押し付けると同時に相手の文化を否定することになります。これほど非文化的、非国際的な行為があるでしょうか。
だから、国際政治経済学部という国際人を育てることを目的としているであろう(少なくとも僕はそう思っています)学部で、そのようなドメスティックな価値観の押し付けを当たり前のようにしている先生がいたことにショックを受けたのです。(もちろん本人にはその自覚がなく、それがまた問題でもあるわけですが。)


そして、そのことをTwitterでつぶやくと(Twitterでの議論をまとめようとしているのですがトゥギャッターがバグっているので、のちほどリンクを貼ります)(こちら)、さらにショックなことに、僕と同じ学部の数名から「脱帽は礼儀。常識。」という旨の返信があったのです。学生のなかにもこういった意見が意外と多いことに非常に驚きました。

他の学部でそういった発言があったのなら(ああ残念、と思いながらも)別に気にしないのですが、「国際」の名を冠する学部において、このような発言があったことが普通にショックでした。

繰り返しになりますが、脱帽が礼儀とかっていうことは僕も知っています。

グローバル化が進んだ現代社会において、このようなドメスティックな価値観を強要するということは、別に大学じゃなくてももうやるべきではないと思います。
小学生が金髪だって全然いいと思います。だってもともと黒じゃない人は世界中にいっぱいいる。髪はもともと黒いという「常識」は日本限定のものです。全員黒じゃないとダメ、というルールですべての人を「一般」の枠内に無理矢理収めようとするから「はみ出る」人が出たときに問題になる。例えば小学生ならいじめが起こる。
そして、「もともと髪の毛が黒くない人」が出てきた時に、「例外」として片付ける。周りのみんなは「なんであいつだけ」となる。
この、「常識」の枠に無理矢理はめ込むけど、はみ出たやつはとことん叩き潰すか「例外」として許す、という一連のロジック、これほどナンセンスなものがあるでしょうか。

宗教的理由でブルカをつけている女性がいます。(ムスリムの女性が肌を隠す布です)
帽子はだめで、それはいいのか?屁理屈ではありません。
ブルカがよくて帽子はダメ、という論理的な説明はできないはずです。
たかが帽子と言えども、その人のアイデンティティに関わる重要なパーツだったりするわけです。(Twitter議論では病気の理由で帽子をかぶっていたが、単位落とすと脅され無理矢理脱がされた学生の例があがっています。そういう場合も、「例外、想定外」で片付けるのですか。)
宗教上の理由だけ例外にするのも同じく不自然ではないでしょうか。
宗教はアイデンティティでありその人の信条であります。帽子をかぶることもその人のアイデンティティであり信条です。ここにどんな違いを求めてそのような差別をするのか。

もちろん帽子もブルカも全部脱げ。と言うなら筋は通りますが、それは国際的、文化的な行為とは言えません。

僕はみんなが、(せめて僕の学部の人や国際と冠する学問を専攻する学生達に)もうちょっと広い視野で物事を見れるようになってほしいなと純粋に思います。上から目線的になりましたが、今回の議論に関しては正直驚きだったので。
失礼しました。




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大阪弁トランスレータのうっくんと申します。興味はiPhone、iPad、Mac、ギター、ヨーヨー、ダンスとか。YouTube チャンネルで大阪弁翻訳の動画などを配信しています。こちら

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